Piano社が本社をオランダ・アムステルダムに移転 〜揺るぎないGDPRへのコミットメントを反映

Pianoは本日、グローバル本社をオランダ・アムステルダムへ移転することを発表いたします。この移転は、データ保護に対し厳格な価値観をもつヨーロッパの基準を満たすものであると同時に、GDPRとその他の世界各地のデータ保護規制に準拠したソフトウェア開発に対する当社のコミットメントをより強固なものにします。

Piano社は創業以来、フランス、ドイツ、ノルウェー、スロバキアなどに拠点を置く企業を買収してまいりました。これらの買収と当社の成長により、3分の2以上の従業員、そして組織収益の半分以上がヨーロッパに由来するものとなり、ヨーロッパに強い存在感を示すグローバルフットプリントが形成されました。当社は2018年より、アムステルダムをヨーロッパにおけるビジネスの拠点と位置付けておりましたが、今夏にはアムステルダムに新たな本社オフィスを開設予定です。

当社のソフトウェアスイートは、企業が自社の顧客理解を深め、カスタマージャーニーのあらゆるタッチポイントでデジタルベースで顧客と関わるための、エンドツーエンドのソリューションとしてヨーロッパで開発されてきました。当社のデジタル分析ツールであるPiano Analyticsは、世界で最も厳しいデータ保護規則を完全に遵守する為に、全てフランスで開発されている製品です。

「世界市場を席巻する巨大テクノロジー企業が様々な問題で注視される最中で、Pianoは『良い目的の為に優れたソフトウェアを作り出す』という、我々の価値観に忠実であり続けたことを誇りに思います。ヨーロッパはデータプライバシーの分野において非常に先進的であると同時に、当社の事業の大部分はヨーロッパで行われていることから、ヨーロッパ、そしてデータ保護に対するコミットメントを明確に示す時がきたと痛感しています。アムステルダムは過去4年間、当社のヨーロッパにおける事業の中心地でした。この都市への投資を増強し、刺激的なテックコミュニティの一部として成長を続けていくことを楽しみにしています」 とPiano社のCEOであるトレバー・カフマンは述べています。

インターネットの未来は匿名ユーザーのトラッキングから、ユーザーがコントロールできる同意をベースとするシステムへと移行する中、ヨーロッパのリーダーシップに委ねることで、当社はパブリッシャー企業やブランド企業が顧客との信頼を維持しながら、データを活用したビジネスゴールを達成するためのソリューションを提供し続けることができます。

グローバル企業であるPianoは、アムステルダム、パリ、シンガポール、ベルリン、ブエノスアイレス、ニューヨーク、東京など、世界15カ所のオフィスに650人以上のスタッフを擁しており、2021年にはAT InternetとCeleraOneを、2022年にはSocialFlowを買収し、グローバルな存在感と製品提供を拡大し続けています。
過去2年間では240%以上の成長を遂げており、Inc. 5000およびDeloitte Technology Fast 500に2年連続でランクインを果たしています。